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【考察】なんでエヴァって鬼滅よりおもしろいの?

エヴァvs鬼滅

どうもかまちゃんです。

今回は日本全国の"鬼滅の刃"ファンに怒られそうな過激なタイトルですが、完全なる筆者の主観で、決して鬼滅批判の記事ではないのでお許しください。過激なタイトルにすることで、両作品のファンに読んでもらおうという算段です...(正直者)

シン・エヴァンゲリオンが公開されたこのタイミングで、もう一度エヴァを鬼滅の刃と比較しながら振り返ってみようかと思います。そして、なぜ"筆者が"(←これ大事!)エヴァは鬼滅よりおもしろいと感じるのかを考察します。

なお、この記事では両作品のネタバレなどは含みませんが、両作品を見ていること前提で話を進めていきます。

前提:鬼滅はおもしろい。

さて、まずは鬼滅ファンにお許しをいただく為にまずはゴマすりタイム。

今回のこの比較考察記事では、鬼滅はおもしろい。を前提条件に話を進めていきます。

もっと正確に表現すると、

小学生や普段あまりアニメを見ない層に対しては、史上最高レベルのアニメだと思います。

家族を殺され、妹を鬼にされ立ち上がった心の清らかな少年の成長劇。こんな理想的かつ王道な娯楽作品がおもしろくないわけがありません。
しかも鬼退治という日本人には親近感のあるテーマに、登場する魅力的な敵キャラたちの過去。彼らもなりたくて鬼になったわけじゃない。苦しみや悲しみを抱えている。それを炭治郎は優しく受け入れる。大迫力の映像でそれらが展開されていく。まさに名作です。

こういった素晴らしい要素の数々は、エヴァには一切ありません。

【考察】ではなぜエヴァはもっとおもしろいのか

ここからが本記事のメインです。
なぜ魅力的な要素を取り揃えた豪華フルコース作品『鬼滅の刃』よりエヴァがおもしろいと感じるのかを、今回は2つの観点から考察していきます。

何度もいいますが、決して鬼滅批判でなく『エヴァ』という作品の特異性に注目していきます。

理由1:リアルすぎる

エヴァはとにかくリアルすぎる。これが最大の魅力であると感じています。

使徒という怪物が襲ってきて、大きなエヴァに14歳の少年少女が乗って闘い、最終的に人類が1つになってしまう(←旧劇)アニメがリアル?どんな世界で生活してんの?と思われた方。説明が足りませんでしたすいません。

人がリアルすぎる。人の行動、発言、感情。それらがあまりにもリアルすぎて気持ち悪さすら感じます。

シンジの人生背景から形成された性格は、時に視聴者をイラつかせ、挙げ句の果てにヒロインのひとりの病室で自分を慰める始末。
アスカやミサトさん、レイやゲンドウも理解し難い行動や矛盾を抱えており、人間関係が崩壊に向かっていきます。

娯楽アニメとして見ていると、その意味のわからなさ、理解できなさに一種のイラつきを覚える人も多いと思います。

しかしよく考えると、人ってそういう生き物のような気がしませんか?

昨日まで言っていたこととは正反対の行動をしたり、人に嫉妬したり、怠けたり、人には言えないことをしてしまったり...
人の前では取り繕っている自分ですが、家で一人でいる時、考え事をしている時、人前とは全く違う自分が存在する。それは人に、親や恋人にすら見せない自分。それが他人との間に壁を作り、他人には理解できない行動になり、他人を理解できない理由にもなる。

エヴァは、それを描いている。だからキャラクターたちを理解できない。私たちが他人を理解できないように。

『鬼滅の刃』はあまりにも美しすぎる。
炭治郎の心はまぶしいくらいに素直で正直で善である。
筆者はその美しさより、泥臭いリアルに居心地の良さを感じてしまったのかなと思いました。

理由2:テンポが良すぎる

テンポの良さは、エヴァの隠れた魅力です。あんまりこれについて触れてる人は少ないんじゃないかなと思います。

エヴァは展開が早すぎる。カットとカットの間にどんだけ詰め込むんだと。
鬼滅のアニメをどれか1話適当に選んで見て、その後エヴァのアニメをどれか適当に1話選んで見てください。それで全てを理解していただけると思います。話のテンポが全然違います。

テンポが良い=良いアニメ。ではありません。が、エヴァのその絶妙なテンポの早さとその間に散りばめられた意図は、多くのファンを惹きつけている要因になっていること間違いありません。

例えば、エヴァ24話。「最後のシ者」。

人気のカヲルくんが登場する回。

この回は、カヲルくん登場→シンジと仲良くなる→使徒でした→ブチュッ。といった内容を30分に詰め込んでいます。
その中にミサトさんとリツコの会話や、ミサトさんと日向マコトの関係が明らかになったりするシーンも混ぜ込まれています。

ほんの一瞬です。こんなに詰め込まれたら一瞬で30分が終わります。
カヲルくんが出てきたと思ったら、すぐに第九が流れ出して握り潰されます。

この回はそのテンポの良さにさらに緩急まで加えられています。

カヲルくんを握り潰すか葛藤しているシンジというシーンで1,2分無言の時間が過ぎ去ります。
この葛藤を贅沢な時間を使って描くところが、理由1で述べた部分と繋がってくるわけです。

みなさんももう一度見返してみてください。最後のシ者。最高です。

一方で、鬼滅は丁寧な印象があります。
キャラクターたちの過去や感情を、丁寧に時間をかけて表現している。
だから彼らには親近感が湧き、人気があるのだと考察。

決してテンポが悪いわけではない、ただエヴァのジェットコースターのような刺激が僕の肌にあったのかなと思います。

2つは全然違う畑のアニメ

「なぜ僕はエヴァの方が鬼滅よりおもしろいと感じたのか」を2つの観点から考察してみたわけですが、それ以前にこの両作品を比べている時点でナンセンスなのです。

ここまできてオイオイなんだよと思われた方もいるかと思いますが、この2つは全く違う畑のアニメなのです。

一方は娯楽として最強のアニメ、もう片方は娯楽として最悪のアニメ。
一方は美しく快適な気持ちで楽しめるアニメ、もう片方はリアルで不快な気持ちで楽しめるアニメ。

その両方が素晴らしく、ひねくれてしまった心を持った筆者が居心地よく感じたのは後者のアニメだったというだけ。

よくSNSなんかで両作品が比較されているのをみて、違和感を感じたので執筆しました。

両作品のファンの皆様が少しでも楽しんでいただけたことを願って、筆をおかせていただきます。

このブログでは他にも筆者の興味感心を気まぐれで執筆していますので、よければ見てみてください!

それでは、ご覧いただきありがとうございました!!

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