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【アドラー】自己啓発本嫌いの僕が「嫌われる勇気」を読んだ結果・・・

今回の”いいものさがし”は、大ヒットを記録した自己啓発本『嫌われる勇気』を取り上げます。

普段は、自己啓発本を滅多に読まない筆者が3日で読破してしまうほど面白かったのでご紹介いたします。

この記事はこんな方におすすめ

  • 今の人生・生き方に悩みを抱えている方
  • 『嫌われる勇気』は気になっていたけど、まだ読んでいない方
  • 筆者のように自己啓発本に良いイメージを持っていない方
  • というかスタバとかで自己啓発本読んでいる大学生にイラついている方
  • それをインスタとかにあげて意識の高さをアピールするのマジでやめろ

 

自己啓発本へのイメージ

自己啓発本。
そう聞いてどんなイメージが浮かびますか?

意識高い。スタバ。大学生。詐欺。講演会。オンラインサロン。胡散臭い。

そう。筆者は自己啓発本に対してのイメージが良くありません。

「成功するためには〇〇をしましょう。」「考え方を変えるだけで人生が変わる!」「頭が良くなる〇〇」。

筆者は近所のブックオフを巡るのが趣味の1つなのですが、このようなタイトルの本がずっしりと本棚に詰め込まれているのをいつも横目に見ながら、参考書や技術書コーナーへ向かっていました。

「こんな本(自己啓発)読んでる時間があるなら、参考書でも読んで勉強する方が成功に近づけるだろ...」なんて下に見ていたことも認めます。僕の”自己啓発本”に対するイメージは、このようにまさにサイアクでした。(今も180度意見が変わっているかと言われるとそうではありませんが...)

『嫌われる勇気』との出会い

じゃあなぜ『嫌われる勇気』を手に取ったのか。

題名は以前から聞いたことがあり、なにやら200万部以上の大ヒットを記録しているということも風の噂で知っていました。そういったことから興味はありましたが、僕が書店で手に取ることはこれまでありませんでした。

しかし、つい先日。

趣味のブックオフ巡りをしていると、店舗限定で開催していた”500円以下の本が半額”になるセールと出くわし、いつもはチェックしない本棚まで足を運びました。

そこからは想像の通り。

以前から興味はあったので、250円で手に入るなら...と自分を納得させレジへ向かいました。
「この人自己啓発本読んでる...」とレジのお姉さんに嘲笑されるのでは?という疑心を持ってしまった僕の”自己啓発本アレルギー”は重度なものだと思います。

まずは1章...あれ?おもしろい?

家に帰って、「1章だけでも読んでみるか」という軽い気持ちで読み始めると...

あれ?おもしろい?

思っていたような”THE自己啓発本”ではなかったのです。
ここで僕のいう”THE自己啓発本”とはどんなものかまとめてみました。

  • 説教のように著者に語られる
  • いやそれ無理あるでしょ...という非現実的なアドバイス
  • 夢物語のような未来の話

普段あまり自己啓発本を読まない筆者のイメージはまさにこんな感じ。
こういった”納得できない”という感情で、読む気が削がれてしまう印象がありました。

しかし。

『嫌われる勇気』はなぜかスラスラ読めてしまう。妙に納得させられてしまう。おもしろいと思ってしまう。
なぜだろうと不思議に思いながら気がつけば読破してしまいました。完敗です。
僕なりにその理由を考えてみました。

『嫌われる勇気』がおもしろい理由

なぜかスラスラ読み進めてしまう『嫌われる勇気』。
その理由は、圧倒的に読みやすく作られたその構成にあると思います。

実はこの本、著者が読者に向けて啓発を与えていくスタイルではありません。物語調なのです。
人生を思い悩む青年アドラー心理学に精通し人々に啓発を与える哲人の2人が登場し、会話形式で進んでいきます。

 

ちなみにアドラー心理学というのは、19世紀オーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーが唱えた思想のことです。

 

『なにやら人々に”幸せになれる哲学”を教えているという胡散臭い老人がいる』という噂を聞きつけ青年は哲人の下を訪れます。
「論破してみせます、さああなたの哲学をお聞かせください!」と喧嘩腰でやってきた青年に、哲人は淡々とアドラーの心理学を説きます。

「世界は限りなくシンプルだ。」「トラウマは存在しない。」「全ての悩みは”対人関係”だ。」と、アドラー心理学の持つ大胆な思想をどんどん披露する哲人。

普通の自己啓発本であればここでそれに納得するか否かを読者が判断します。しかしこの本は違います。
青年がそんなに言って大丈夫?っていうくらいに激しい口調で反論します。

「それはおかしいですよ!」「先程の意見と矛盾していますよ!」「現実はそうもいかないんですよ!」「墓穴を掘りましたね!!!」

読者に代わってズバッと反撃をしてくれるので、読んでいるこちらも「そうだ!言ってやれ!」と青年を応援するのですが、ものの見事に哲人に論破されてしまいます。

そう、この本。"嫌でも納得させられる"ように作られています。
しかも会話調で青年のキャラクターも癖があって面白いので、マンガを読んでいるような感覚でスラスラ読めてしますのです。

少し誇張表現かもしれませんが、”面白くないわけがない構成”で作られた本なのです。

実際に読んで得たものはあるのか

面白く読み終えた筆者ですが、その後の人生に何か変化があったのか

ありません。

というのも、僕自身まだまだ人生の悩みの中にいて、多くの人間関係や将来への不安の中に生きているからです。

しかし、日々の意識は少しだけ良い方向に変わったような気がします。
勇気というか、今を生きるというか。
なかなか大きく変わるのは難しいですが、どこか気が楽になりました。

なによりも「自己啓発もたまには悪くないな」と、アレルギー体質に改善が見られたことが1番の収穫でしょうか笑

今思い悩んでいる方、いらっしゃると思います。
自分自身に、生き方に、不満を持っている方もいらっしゃると思います。
対人関係、承認欲求、劣等感に悩まされている方も...

そういった方に気持ちよくオススメできる本です。
この本を読んで人生が劇的に変わったり、急に周りの環境の見え方が変わったりはありません。
そうなるためには勇気が必要になります。なかなか難しいことです。
しかし、読んだだけでも少しだけ気が楽になる。そんなチカラを持った本だと思います。

僕にとっても、特別な一冊になりました。
これからの人生時たまページをペラっと開いて、哲人の声を聞きに行っても良いかなぁなんて思える一冊に。

 

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